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TREK FX1 STAGGER × ご納車 + パーフェクト組み立て + ガラスコーティング

現在乗られているクロスバイクはかなり長い期間乗られていて、そろそろ新しいバイクに乗り換えようと思い、数あるバイクショップの中からSTAR☆BIKESを選びご来店いただいたとのことでした。学生時代は精力的にスポーツに勤しんでいたというオーナー、成人されてからも運動となると一生懸命体を動かしたくなるのだとか。私も一緒です。(笑)たくさんの方とお話ししているとよくわかりますが、スポーツを楽しむというのも2通りあり、適度に呼吸も弾んで運動して楽しかった(清々しく)という方と、一方では全力で運動して、呼吸を荒くして、体が動かなくなるまで力を出して楽しかった(非清々しく)。後者ですね。余談でした。
目いっぱい体を動かして楽しみたいのであればロードバイクがおすすめではありますが、そこまで長距離は望んでいない、またロードバイクのスタイルが苦手とのことでFX1 STAGGERをお選びになられました。先月より登場したFX1 STAGGERは
特徴的な外観をしておりますが、これはトップチューブが低く設計されたステップスルーフレームといい、小柄な型でも容易にクロスバイクを楽しむことができるようになっています。基本的な設計はFX1とは異なり、ヘッドチューブは長めになっており、ヘッドチューブは前へ延びるように寝かせたジオメトリとなっておりますので、直進安定性が高くどなたでも安心してサイクリングに出かけることができます。今回のオーナーはこちらの車体の外観に惹かれてのセレクトでしたので、本来の目的であるスポーティな乗車姿勢が取れるようにコラムスペーサーはすべてステムの上へもっていき、ハンドルの高さを低く整えさせていただきました。もし、もっと低くしてくれと要望があった際にはステムをロードバイクのように逆付けすることで低い乗車姿勢も可能です。もしかすると、その際にステムを長くしてもいいかもしれませんね。
それでは、いつものようにパーフェクト組み立てに参ります。ではバラします。

いつものようにステッカー類をすべて外すところから”パーフェクト組み立て”はスタートします。生産工場からSTAR☆BIKESまでのお勤め、ご苦労様でした。次に行うのはリアディレイラーハンガーの曲がり確認。初期状態ですでに曲がっていましたので修正。そして車輪を外すとリアドロップエンドに違和感が。。塗装が大きくよれてますね。反対側から見てみると、パーツにバリが残っていて、そのまま塗装工程まで流れてしまってことが分かります。そして後輪の取り付け工程から梱包・箱詰めまで誰にも気が付かれることなくSTAR☆BIKESまで届きました。正常な車輪の固定がなされていなかった形跡までしっかりと残っています。不要な塗装を取り除き、バリを除去して再生しました!あのままでは車輪のセンターが出ませんのでブレーキのセッティングやシフト異常が出ていたでしょうね。初期不良を最初から疑いながら作業してくれるショップでなければ、ブレーキの調整やシフトの調整で済ませてしまっていたと思います。そしてスプロケを外しますと何故かフリーボディの横にブレーキローターを固定する6ボルトが出てきました。付け忘れかなと思い、前後輪のブレーキローター確認するも異常なし。。。ブレーキローター取り付け作業中に落としたと思ったけど探して見つからず諦めたのかな?
そんなこんながありましたが、正常な状態でバラシ完了!
ダブルアクション仕様に改造したマキタ製ポリッシャーで磨き上げ、しっかり脱脂したらガラスの鎧コーティング。クレストヨンド社より最上級の技術を持っていることを証明する証である”3 Star Technical Shop”を頂いた当店ですから、抜かりなく仕上げていきます。今日も閉店後に自慢のブラックブースにてマキタ製ポリッシャー(改)のモーター音が響きます。一晩寝かせて半硬化したらもう触っても大丈夫です。一気に組み上げます。完全硬化に要する施工後5日間はパーツクリーナーや刺激のあるケミカル・他溶剤は使用しないでくださいね。

さあお待たせしましたオーナー。当店は生涯メンテナンス無料ですから、気になることがありましたらいつでもお越しください。

STAR☆BIKES 内田

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この記事を書いた人

スターバイクス代表