スポーツバイクは大きく分けてロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク(MTB)とありますが、その中でも最も乗り味がマイルドで安心してサイクリングができるバイク、それはMTBなのはご存じですか?
太いブロックタイヤとサスペンションを装着しているのでオフロード専用自転車と思われている方もいらっしゃるかもしれません。一昔前まではマウンテンバイクもサスペンションを搭載しておらず、太いタイヤのエアボリュームだけ(エラストマー付きモデルもあった)で悪路を走破し、その競技も行われておりました。マウンテンバイク用サスペンションの登場により飛躍的に走破性が高まりました。このような背景から考えるとオフロード専用だと捉えられても仕方がありませんね。しかし身の回りの道は完全な平坦である場所はめったになく、場合によってはアスファルトの割れ目であったり、歩道との段差であったりと様々な障害がたくさんあります。クロスバイクやロードバイクのようなオンロードバイクが危ないわけではありません。慣れてしまえばどうということはなく回避できてしまうのですが、皆様のお話を聞いていると抵抗がある方も多いです。
もし路面のコンディションや段差を気にせず気楽に走りたい、ということであればMTBはおすすめです!そしてキッズたちにも当然おすすめです!
タイヤが太くなると路面からの抵抗が大きくなりますので、速度は乗りづらくなります。また大きなブロックが付いているとより抵抗が大きくなります。(それでもだいぶ軽快に速度が出ます。)そんな方にお勧めなのはマウンテンバイクとクロスバイクの中間に位置する次のようなバイクはどうでしょうか。
Dual Sport 3 Gen 4は小さめのブロックのついた40cという太めのタイヤに、63mmサスペンション装着モデルです。前出のマウンテンバイクと比べるとタイヤが細くなり、タイヤのブロックも小さくなり、サスペンションのストローク量も小さくなり、オンロードバイクであるクロスバイク寄りの仕様になります。速度は乗りやすくなり、ダイレクトなフィーリングになります。
FX Sport 4はさらにオンロードに寄せた車体になります。タイヤはDual Sport 同様の40Cを搭載し、サスペンションはなくなり、リジッドフォークとなります。大きな違いといたしましては、フレームとフォークにカーボンが使用されていて、軽量な10kg台。通常のクロスバイクが12kg前後ということを考えますと、約15%軽量になります。また振動減衰性が高まり、路面の凹凸のような小さな落差であればいなしてくれます。逆に歩道の乗り降りやそれ以上のような大きな入力ではサスペンションに軍配が上がります。
さあ、今回は気になる車体は見つかりましたか?もっと詳しくということであれば、ぜひ店頭でご案内させてください。
STAR☆BIKES 内田